長野・北佐久郡の軽井沢72ゴルフ北コースで行われた、「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」最終日。
23歳の菅沼菜々がツアー初優勝を果たした。
菅沼は、13アンダーの単独首位でスタートしたが、ツアールーキーの神谷そらに最終ホールで追いつかれ、16アンダーで並ぶと、勝負は両選手ともに初のプレーオフに突入した。
今まで味わったことのない重圧を感じながら、1ホール目はともにボギー。
2ホール目、残り129ヤードからの第2打を残り2メートルにつけると、鮮やかなバーディーフィニッシュ。
パーセーブの神谷そらは、猛追も一歩及ばず。
菅沼が悲願のツアー初優勝を果たした。
菅沼は今季19試合の出場でトップ10が4回。
昨季も33試合の出場でトップ10が15回と活躍を見せていたが、勝利の女神はほほ笑まなかった。
歓喜の渦の中でほほ笑みを浮かべる23歳が、ついに悲願を達成した。
神谷は12日のトーナメントコースレコードを更新する「61」を記録したいきおいそのままに、プレーオフまで持ち込んだが、惜しくもツアー2勝目とはならなかった。
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